報告してませんでしたが、パソコンはあれからすぐ直ってきました^^
この時期だと、年をまたぐかなぁ...と思っていたので 早めに戻ってきて良かったです。 余分なデータが一掃されたこともあって、サクサク動いて使いやすいです♪ 保証期間ギリギリだったので部品交換も無料だったし 災い転じて福となす、ですね。 さてさて、今日も心のさんぽです。 私には、忘れた頃に繰り返し訪れる感情があります。 今回の帰省でどうにもモヤモヤとしていたのは その感情が膨らんでいたのも大きかったみたいです。 その感情は、一言で言うと “虚しさ・寂しさ・無価値感が入り混じった気持ち”。 私には、直接人の役に立てるような特技がありません。 前にも書いたように、家事は苦手だし 基本的に体力は無いし バリバリ働いてお金を稼げる訳でもない。 つまり、周囲の人に対して、また生活をしていく上で 分かりやすい貢献はあまり出来ません。 逆に周囲の人の手を借りている部分が、とても多いと思います。 でも、自慢する訳ではないのですが 目に見えない部分では色んな働きをしています。 人の話を聞いてあげたり 落ち込んでいる人を慰めたり 場の空気を和ませたり 人と人の間でバランスをとったり そういう事は(あまり意識はしてませんが)得意と言っていいようです。 友人たちからは「ハスミンと話していると何か癒される。」 妹からは「人と同じことを言うのでも、ハスミンちゃんは優しいよね。」 夫からも「人と会うとき、君が居てくれると場が持つ。」 接客業をしていた時のお客様には「あなたはとても感じがいい人だね。」 等々と言われます。 お酒の席なんかで、こまめにお酌してくれる人とかいますよね。 タイミングよく追加オーダーしてくれたり ちゃちゃっとお勘定を計算してくれたり ささっと大皿料理を取り分けたりしてくれる人。 私はそういう気配りとかは全くできない方なんです。 いわゆる、気が利くタイプではないんですよね。 それでも ありがたいことに、 一緒に居ると楽しいとか、 あなたは話しやすいとか言ってもらえます。 前回、実父のことを書きましたが 実父も、姉や妹ではなく、私に一番多く話しかけます。 母も、私と二人でゆっくり話すのを期待しているようです。 そんな風に、心理的に頼りにされることが多いのですが 私自身、相手に心を開いてもらうことや 対話によって心を解きほぐしてもらうことに快感を覚えるので 人と接することで充実感があります。 でも、全くエネルギーを使わないわけではないし それなりにテクニックも必要とするんですよね。 友人や夫は、私の能力を評価してくれるし 私が目に見えないところで働いていることを感じてくれています。 時には言葉でそれを伝えてくれます。 でも時々、もっと評価してほしいと思ってしまいます。 私も人間ですから、他人に認められたい気持ちがあります。 承認欲求と言うのでしょうか。 忙しい現実の中では、私が働いているような 「目に見えない世界」の出来事は見過ごされることがあります。 特に年末年始のバタバタした時期は、 いかに量的に実務をこなしたか、の方に注意が向きがちです。 けれど、人と接する機会も普段より多いので 私も得意分野とはいえ、知らず知らずのうちに 自分のエネルギーを消耗して人を助けてしまう時があります。 つまり働き過ぎてしまう訳です。 そういう時って、ほんとうは自分をある程度抑制して ペース配分をしたり、他人との境界を意識することが必要なんですが 心が疲れている時ほど、そうしたことに気が回らなくて ついつい求められるままに働いてしまったり 時には求められる以上のことをやってしまうんですよね。 そして大抵は相手にも余裕が無かったりするので あてにしていた見返り(=承認)をもらえなかったりします。 何しろ目に見えない働きなんで、そのまま流されてしまいやすい。 そんなことがしばらく続くと、無価値感が頭をもたげてしまうようです。 特に実父母に会うと、その思いが強くなります。 母はここ数年で、ぽつぽつと私の性質を評価してくれるようになりましたが 父は私に対して、心理的には頼っていながら、 体が弱いことなどをバカにしてくるのでとても疲れるのです。 もっと父が年老いて、体が言うことを聞かなくなったときには 私の気持ちも理解してくれるかも知れません。 でも虚しい思いをしているのは「今の私」なので...。 やっぱりちょっと寂しいですね。 長々と愚痴を書き綴りましたが、 幼い頃から、私自身の価値観が「目に見えない世界」に向けられていたのは もう生まれつきとしか言いようがないですし、 その価値観を大切にしたいという思いは、 ずっと一貫して変わることがありませんでした。 ときどきこんな風に虚しさを感じることもありますが だからと言って、意識して変えることのできない部分でもあります。 こうやって愚痴吐きすることで、改めてそのことを確認できた気がします。 私はこれからも、 小さく弱い人間同士が、互いに気持ちよく依存し合える道を 模索していくのだろうと思います。 以前は、人との関係で、無形の力を発揮していくことを 脅迫的に自分に課しているところがありましたが 今は、趣味として楽しめるようになりたいなと思います。 結論として、無理をしないことが大切...ってことかな^^;
by Has-min
| 2008-01-10 20:46
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